アーサーズ・パスの森
サザンアルプスの森林限界まで広がるのがニュージーランド・ブナの原生林。日本で見られる北半球のブナとは異なり、南半球のブナを、日本では南極ブナと呼んでいます。
ニュージーランドでは、大きく分けて、マウンテン・ビーチ(山ブナ)、シルバー・ビーチ(銀ブナ)、レッド・ビーチ(赤ブナ)の3種類があります。
アーサーズ・パス国立公園で主に見られるのはマウンテンビーチ(山ブナ)。他のブナに比べ、背が低く、大木になりませんが、寒くて雪が降り、風が強く吹く厳しい自然環境でも育つことができます。
他の2種類もそうですが、日本のブナとの大きな違いは、常緑樹ということ。一年じゅう緑の葉をつけ、足元には常に落ち葉が敷き詰められています。真冬でも緑豊かなレインフォレスト(温帯降雨林)と氷河を抱いた雪山とのミスマッチの風景は、世界中の他ではあまり見ることのできないものです。
つづく・・・
次回は高山植物編です。
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